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お気に入りの外壁色や柄をそのままに~クリヤー塗料について~
- 塗装お役立ち
外壁塗装=「色を付けて塗装をする」とお思いの方も多いと思います。
イメージチェンジをしたい場合はもちろん他色への塗り替えが良いですが、色つきの塗料で外壁を塗装すると、外壁に施してある色や柄などは塗りつぶしてしまうことになります…。しかし、透明塗料で塗装をすると、現状の外壁の色や柄などを塗りつぶすことなく、そのまま残すことが出来るのです!
ただし、外壁劣化の進行具合などによっては、透明塗料を「オススメできない」、場合によっては「使用できない」こともあるので注意が必要です。
外壁の色や柄を変えずにすむ透明塗料(クリヤー塗料)
外壁塗装に使用される透明な塗料のことをクリヤー塗料といいます。もしくはクリア塗料、クリアー塗料などと呼称されることもあります。
この透明塗料で外壁塗装をすれば、外壁に施してある色や柄などを塗りつぶさずにすみます。外観の印象もそのままに塗り替えすることが可能です。そのため、現在の外壁の色や柄を気に入っている場合は、透明塗料を選択するのも手段としてあります。近年、窯業系サイディングも木目やタイル調などのデザイン性が高いものが増えてきていますので、新築時のデザインをそのまま生かしながら保護することができるのです。また、柄や模様などが施してある外壁にも適した外壁の保護方法といえます。
透明塗料(クリヤー塗料)で外壁塗装をするメリット
では、透明塗料(クリヤー塗料)で外壁塗装をするメリットを4つごご紹介いたします。
メリット①|既存の外壁色や柄をそのまま残せる!
透明塗料は、塗料の色が透明であるため、塗装をしても既存の外壁色や柄などを塗りつぶしてしまうことがなく、そのまま残すことが出来ます。外観の印象をそのままに塗り替えをすることが出来るのは、透明塗料の最大のメリットでしょう。
先程もご紹介した通り、「デザイン性の高いサイディング」や「柄や模様を施してある外壁」が気に入っていて、色付きの塗料で外壁の色や柄を塗りつぶしたくない場合は、透明塗料を選ぶのがオススメです。
メリット②|外壁を長持ちさせることができる!
外壁塗装には、外壁を長持ちさせる効果があります、。この効果は、透明塗料で外壁塗装をした場合にも得られます。「塗料が透明ならば、外壁塗装をしないのと同じ」というわけではありません。外壁の色や柄はそのままに、外壁を長持ちさせることができるのは、透明塗料の大きなメリットともいえるでしょう。
メリット③|既存の外壁に艶(光沢)を出すことができる
透明塗料(クリヤー塗料)で外壁塗装をすると、外壁に艶(光沢)を出すことも可能です。外壁に艶がでることによって、外壁の色や柄がより美しく見えるようになります。※塗料の艶は「艶有」や「3分艶」など各種塗料メーカーごとに艶の程度が選択できる製品もあります
メリット④|工期が短くなる&費用がお値打ちになる可能性がある
通常色付きの塗料で塗装をする場合、「下塗り」➡「上塗り1回目(中塗り)」➡「上塗り2回目」の計3回塗りです。一方で、透明塗料(クリヤー塗料)の場合は、下塗りの工程はなく、「上塗り1回目(中塗り)」➡「上塗り2回目」の計2回塗りとなります。
つまり、透明塗料(クリヤー塗料)で外壁塗装をする場合、色付きの塗料での外壁塗装と比べて、塗装回数が1回分(下塗りの工程分)少なくてすみます。これによって、工期が短くなることや、施工費や塗料代が抑えられる可能性があります。
※工期は下地の劣化症状や天候に左右される為、必ず短くなるとは限りません
※使用する塗料の種類や量(劣化の進行具合で3回塗りする場合もある)によっては、塗料が相応にかかることもあります
透明塗料(クリヤー塗料)で外壁塗装をするデメリット
反対に透明塗料のデメリットは何でしょうか?
デメリット①|色付きの塗料よりも早々の外壁塗装が必要
透明塗料で外壁塗装をする場合、外壁にひび割れや傷、色褪せなどの劣化症状が生じていないことが条件となります。
通常、色付きの塗料で外壁塗装をする場合、外壁に劣化症状が生じてからおこなうことが多いです。透明塗料の場合は、外壁に劣化症状が生じる前に外壁塗装そしなければならない為、通常の外壁塗装の計画よりも早々に外壁塗装をしなければいけないことになります。これは1つのデメリットといえるでしょう。
デメリット②|外壁の傷やひび割れなどが透けて見えてしまう
劣化が生じている外壁の上に透明塗料を塗装すると、外壁に生じている傷やひび割れなどの劣化症状は透けて見えてしまいます。また、塗装前にそれらを補修した場合にも、補修跡が透けて見えることになります。
目立つ傷やひび割れがある場合は、透明塗料はオススメは出来ません。色付きの塗料のように傷やひび割れ、補修跡を隠すことができないというのは、透明塗料のデメリットであります。
要注意!透明塗料(クリヤー塗料)で外壁塗装ができない…?
透明塗料での外壁塗装を検討されている方でご注意いただきたいのが、外壁の劣化状況などによっては透明塗料を使用することができない場合もある、ということです。具体的には、下記の場合には透明塗料で外壁塗装をすることができません。
☑外壁にチョーキングが発生している
チョーキングとは、外壁の劣化症状の1つで、「塗装面を手で触ると粉状のものが付着する状態」のことをさします。
チョーキングが生じている外壁の上に透明塗料を塗装すると、ムラになったり、白っぽい仕上がりになる可能性があるからです。付着不良や剥がれなどの不具合を引き起こしてしまうこともあります。
どれくらいでチョーキングが発生するかは、住まいの環境や外壁の種類によっても異なりますが、目安として築10年(前回塗装してから10年程)経った場合は、チョーキングが生じ、透明塗料が使用できない場合があります。
透明塗料ご希望の方は早めの塗装計画を!
いかがでしたでしょうか?透明塗料(クリヤー塗料)をご希望の方は、外壁の状態が良いうちに塗装を検討されることをおすすめします。
現地調査へお伺いすると、現状の外壁の柄が気に入っていらっしゃるのに、色褪せの進行や外壁材の傷みにより補修しなければならない為に透明塗料を諦めていただくことがよくあります。透明塗料を施工するためには、チョーキングやひび割れが起こる前に外壁塗装をおこなうことが必要になります。
外壁の状態にもよりますが、築10年(前回の塗装から10年)を超える前に計画しましょう。
ご相談は大橋美装までお気軽にお申し付けください。
透明塗料で塗装した実例はこちら▶安八郡 サイディングの柄をそのまま活かした“クリア塗装”で美観長続き!
⇒塗り替えるタイミングはいつ?セルフチェックしてみてください!
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