シーラーとフィラーの違い【下塗り塗料の使い分け】

 

 

シーラーとフィラーの違い【下塗り塗料の使い分け】

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岐阜県　安八郡・大垣市・瑞穂市　外壁塗装 屋根塗装の専門店　大橋美装です。

 

 

 

塗装において、塗料は・下塗り　・上塗りの2種類を使用します。

塗装には一般的に下塗り、上塗り１回目(中塗り)、上塗り２回目と３段階の塗装の工程があります。

上塗りは塗装の仕上げの工程で、遮熱機能や断熱機能などの付加価値の付いた塗料です。

よく聞く「シリコン塗料」や「フッソ塗料」といったものは上塗り材の1つです。
耐久性や機能からお客様のご要望にそった塗料を選ぶことができます。

下塗りは外壁と上塗り塗料の密着性を高めたり、下地の調整をする役割のある塗料です。
メーカーによっては指定の下塗り塗料を使用しなければいけないものもありますが、多くの下塗り塗料は外壁の素材や劣化状態によって選定しています。

 

シーラー

　
“seal（密閉する）”という意味があります。
外壁や屋根は塗膜が劣化していると、水分を吸収しようとします。

吸収のあるまま上塗り塗料を塗布していしまうと、上塗り塗料の中に含まれる水分だけを吸ってしまい、塗料の機能が十分に発揮できません。

下塗りのシーラーには塗料の吸い込みを抑え、塗装ムラを防止する役割があります。
フィラーに比べ粘度が低くく、サラサラとしているのも特徴です。

吸い込みを防ぐ他にも、下地と上塗り塗料の密着性を高める役割もあります。

外壁や屋根の塗装を行う際に仕上げ塗料の密着が悪いと早期に塗膜が剥がれを起こしたり色むらができたりすることもあります。

 

フィラー

 

“filler(埋めるもの　詰めもの)”という意味があります。
シーラーに比べ、粘度が高い下塗り塗料です。

細かいクラックや表面の凸凹を埋め、平滑にする役割があります。

ひび割れた部分に塗料が入り込みひび割れをカバーし、さらに塗膜に弾性を持たせることができます。

 

 

 

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