お役立ち塗装ブログ

 

岐阜市　雨漏れでお困りのお客様のお宅へ調査に行きました【点検口新設】

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こんにちは。

ブログをご覧いただきありがとうございます。

岐阜県　安八郡・大垣市・瑞穂市　外壁塗装 屋根塗装の専門店　大橋美装です。

 

雨漏れ調査の依頼があり、岐阜市のお宅へ調査にお伺いしました。

雨が降ると玄関の廊下と１階の和室の天井から雨漏りするとのことです。

 

室内に入らせていただき、天井を確認すると雨漏りのシミの跡がしっかりと残っていました。

 

【１階和室南側天井】

 

【１階和室南側サッシ木枠】

 

【１階和室北側】

和室には２箇所雨染みがありました。

天井や壁に染みができるというのは、典型的な雨漏りの症状です。

雨漏りの原因は多様にあり、一見しただけでは断定が難しいです。

 

点検口が備え付けられていれば屋根裏を点検して

どこから雨水が来ているか確認がしやすいのですが、こちらのお宅には

備え付けられていませんでしたので、原因を調査するために点検口を新設しました。

 

最初は和室の北側の雨漏れを確認するための点検口の取り付けをおこないます。

　

雨漏れ箇所は和室とキッチンの間の位置でしたので

キッチンの天井に点検口を設置します。

 

点検口を設置する際は、天井をカットした時にプラスターボードの粉や木くずなどが落ちますので

予め、室内が汚れないように養生をおこなってから作業に入ります。

 

450mmの正方形を墨出しし、最初はカッターで軽く表面を切ります。

ある程度切り込めたらノコギリで天井をカットしていきます。

プラスターボードの上には胴縁が施工されているのでそれも一緒に切り取ります。

 

【天井カット完了】

 

切り取りが完了したら、金属の外枠を取り付けます。

この後蓋を取り付けて完成なのですが、蓋を付けると少しだけ穴が狭くなるのでその前に雨漏り調査をおこないます。

 

 

外から見た時に雨水の侵入口になりそうな部分を一つずつ確認していきます。

１人は外から雨漏りの可能性のあるカ所に水を当てていき、もう一人は室内から水が出てくるかを確認します。

しばらく水をかけ続け、漏れてこなければ次の可能性のあるカ所に水をかけてまた室内から水が漏れる確認します。

 

和室の南側は、雨染みのあるちょうど真上のコーキングの目地からの雨漏りでした。

 

続いて、点検口を取り付けた南側の調査をおこないます。

こちらも怪しいと思われるコーキングの目地に水をかけ、

点検口から屋根裏の様子を確認します。

 

【屋根裏】

しばらくしたら、和室とキッチンの間の柱から水が漏れてきました。

どんどん水が漏れてきます。

 

室内から見るとちょうどこの柱になります↓

和室の雨漏りはこれで特定ができましたので、

続いて玄関の廊下の調査をおこないます。

 

【玄関廊下】

天井のクロスにヒビが入っています。

ひょっとしたらすでに天井の下地材が雨水によりふやけている可能性もあります。

 

先ほど設置した点検口と同じものを取り付けます。

 

点検口から屋根裏を確認します。

この雨漏り箇所の上にはベランダの排水ドレンのパイプが通っており、

エルボーをつなげて外へ排水しています。

 

調査したところ特に漏れる様子はなく、最近ベランダの防水工事をされているとのことで、

雨水の侵入が止まったと考えられました。

 

今回点検口を設置したことで今後のメンテナンスや点検が可能になります。