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塗装が必要な“モニエル瓦”の劣化症状について

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こんにちは。

ブログをご覧いただきありがとうございます。

岐阜県　安八郡・大垣市・瑞穂市　外壁塗装 屋根塗装の専門店　大橋美装です。

 

モニエル瓦とは

モニエル瓦とは「乾式コンクリート瓦」とも呼ばれ、セメントと砂を混ぜて作られています。

おしゃれで耐熱性、耐火性に優れた瓦ですが、年数が経つと劣化し塗装が必要になります。

成分はセメントなので瓦自体に防水性はなく、塗装が必要な必要な瓦になります。

 

今日は“モニエル瓦”の劣化症状についてお伝えします。

 

色褪せ

新築時はきれいに色がついていますが、日々の紫外線や雨風の影響で、着色スラリー層が弱って色が抜けてきます。

色褪せは劣化の初期症状ですが、年数と共に劣化は進みますのでいずれはメンテナンスが必要になります。

 

モニエル瓦は、表面の処理が特殊なため注意が必要です。

スラリーという特殊な着色剤を厚めに塗られており、その上にアクリル樹脂のクリアーでコーティングして作られます。

トップコートがスラリー層を保護してますが、経年劣化でトップコートの保護機能が無くなると、スラリー層がむき出しになります。

塗り替えをするには厚く塗られたスラリー層をしっかり取り除いてからでないと塗装ができません。

スラリー層が残ったまま上から塗装してしまうと劣化した着色の層と一緒に塗装が剥がれてしまうことがあります。

コケ・カビの発生

 

緑色の点々はコケです。

瓦が水分を含みジメジメしていると、胞子が付着して根付いてしまいます。

コケが発生すると、瓦が水分を吸収しやすくなり屋根材が傷んでしまいます。

コケやカビが発生しているという事は、防水性が失われている状態という事になりますので、脆くなる前にメンテナンスをしておくといいでしょう。

ひび割れ・欠け

劣化すると、素材が弱くなり割れることがあります。

ひび割れや、欠けが起こると雨水を吸いやすくなり、さらに瓦が脆くなります。

雨漏りの原因になりますので、補修が必要になります。